学生さんから質問を頂きました。
就職活動をどのように進めるのか、学校はどんなサポートをしてくれるのかをお伝えします。
就職活動は分からないことばかり。
お金も時間もかかりそう…
本当に内定をもらえるのかな?
そんな不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
リーマンショックや就職氷河期を過ぎ、今は有効求人倍率も高くなっています。
建築業界はオリンピック特需もあり常に人手不足です。
その後関西は万博も開催されるのでしばらく売り手市場が続くことが予想されます。
まず私たちの就職活動は、就職解禁から始めるのでは遅いということを知っておかねばなりません。
近年の動向では人手不足の中で優秀な人材を確保すべく、大手ほど大学1〜3年を対象にインターンシップを行っています。
実際これに参加していないと就職試験を受ける資格すらもらえない求人も多くあるのです。
本格的に開始するのは二級建築士などの資格が終わった3回生の最後あたりからだと思います。
資格がひと段落した時点で一度学校が開く就職説明会に参加します。
大手就職サイトに登録してくださいという話や、就職のサポートセンター(校内にあります)の活用、求人票の見方など基本的な説明です。
これは4年通う方向けなので、3年で卒業し就職する方は資格試験と並行して就活することになります。
3年で卒業した友人は自分で見つけた企業に面接へ行き年内に内定をもらっていたので、就活の期間自体は1ヶ月にも満たないはずです。
ただ企業研究の時間がとれず就職してからのギャップは大きかったと聞きました。
その後各自リクルートスーツなどを揃えて合同説明会に参加したり選考に進みます。
途中サポートセンターでエントリーシートを見てもらったり、求人票が出ていない企業へ求人を行なっているかを確認してもらったりというハローワークと似たようなことをしてくれました。
またこういった活動と並行して卒業生がいる会社が学校へ説明会に来てくれたり、学校推薦のような形で面接のみで内定をもらえたりすることもあります。
学校のサポートや恩恵を受けず就職する人の方が多いので、基本的には自分の力だけで未来を切り開いていくのです。
関西で京都建築大学校といえば認知度は高いです。
ときたま京都建築専門学校と間違われることもありますが、KASDと言えば業界人はよく知っていますよ。
引き続き就職活動の動き方についてお伝えします。