一級建築士の合格率はどれくらい?
このような疑問は学校選び中の高校生だけでなく、実は在学中の生徒にも浮かぶことです。
かなりよく聞かれます。
でもごめんなさい、分からないんです。
実は学校も把握できていないのです。
どうして!?と思われますよね。
これには理由があります。
それはKASDならではのシステムが関係しています。
以前も記事に書いた内容になりますが、一級建築士の受験資格を得るには建築学科卒業で実務経験2年、建築科卒業で実務経験4年が必要です。
また二級建築士を取得している者は学歴にかかわらず実務経験4年が必要になります。
建築学科を卒業し最短の実務経験2年で受験しようと思うと、どうしても学歴として京都建築大学校の名前を記入しないといけません。
建築科卒業の者は実務経験を4年積めば学歴受けても、二級建築士の免許番号で受けてもどちらでもいいわけです。
学歴は卒業証明書が必要になるなど手間もお金もかかるので、ほとんどの方が二級建築士の免許番号で受験しています。
このように二級建築士+実務4年で受けると出身校が特定できず、学校側も名前でしか把握することができません。
膨大な数であるうえに女性は名前が変わっていることもしばしばですから、尚更確認がしづらくなります。
受験した数が把握できないので合格者が分かっても合格率は出せないのです。
これが分からない理由です。
感覚としては最年少でストレート合格するのは学年で1,2人です。
学科も難しいですが製図は狭き門です。
何度か製図試験に挑み合格する方はそれなりにいらっしゃいます。
合格率は1割ですのでおおよそこちらを参考にされるとよいかと思います。
一級建築士はKASDで勉強すれば取得できるものではありません。
他の大学も然り、資格学校で対策し受験することになります。
詳しい合格率は各資格学校の合格実績をご覧くださいね。