京都建築大学校【KASD】ってどんなところ?

どんな学校なの?卒業生が全部教えます!

一人暮らし、どこがオススメ?

こんにちは。

受験シーズンに入ってきましたね。

京都建築大学校も早い方は入学を決めて家探し中の頃でしょう。

 

先日ご質問を頂き、少しでも力になれたらと思い私の主観でお答えしてまいりたいと思います。

 

 

質問内容はタイトルにもあるように、進学してどこで暮らすかというもの。

 

ではまずその比率からいきましょう。

一人暮らしの学生は園部暮らしが9割、亀岡暮らしは1割未満、京都市内がごく少数です。

園部以外から通う学生は生活の利便性を重視しているので、通学に疲れがちと言えます。

 

ではもう少し詳しく見ていきましょう。

 

京都市内は家賃が高いので、元は園部だったけど友達とシェアハウスをしたり同棲したりで後に引っ越したというパターンが多いです。

 

亀岡市は広いのでJR駅近くに住むのが一般的。

学校があまりないのでファミリー向けの賃貸が多いです。

車通学であれば千代川からなら15分程度、亀岡なら30分程度かかります。

電車通学でも時間はさほど変わりません。

JR嵯峨野線は30分に1本あるかないかで、濃霧や鹿との衝突でダイヤが乱れがちです。

 

亀岡に住む方には心得ていてほしいことがあります。

過去何度も台風の被害で保津川が氾濫しており、亀岡駅や線路が浸水したことがありました。

また毎朝濃霧により視界が悪く、乗り物の運転には注意が必要です。

そしてバスの便があまりよくないということです。

車があると便利ですよね。

 

園部以外から電車通学する方は荷物の多さに苦労すると思います。

大きな画板や図面用の筒、法令集などのテキストを持ち満員電車に揺られます。

その後駅前の大階段を登るのです。

 

 

では園部町内にうつりましょう。

園部で学生が多い地区をざっくり分けてメリットとデメリットを見てみます。

 

1.駅前の小山東町(おやまひがしまち)

◇メリット

学生寮の他にも一人暮らし用アパートがある

駅が近く夜道も安心

ほか弁や個人の飲食店、駅前にはローソンがある

◇デメリット

駅に近いので騒音が気になる物件もある

徒歩通学になるので毎日荷物を抱えて大階段か坂を登らなければならない

スーパーまで少し距離がある

 

2.住宅街の小山西町(おやまにしまち)

◇メリット

戸建が多いので学生に会いにくい

学生が少ないのでいい物件がある場合も

◇デメリット

スーパーが遠い

学校や駅が少し離れている

駅からの帰り道は坂になる

 

3.学校下の栄町(さかえまち)

◇メリット

学校、コンビニが近い

一人暮らし用アパートが充実している

◇デメリット

スーパーが少し離れている

駅へ行くのに山を越える必要がある

(回り道でフラットなルートあり)

 

4.新しい物件が多い木崎町(きざき)

◇メリット

フレッシュバザールというスーパーが近い

少し行けばコンビニやドラッグストアもある

飲食店も数点ある

◇デメリット

学校へは自転車が必要

一部土地が低く川の近くは注意

駅は少し距離がある

 

5.中心部の美園町(みその)

◇メリット

生活に必要なものが手に入りやすい

家賃が比較的安い

病院が近くて安心

◇デメリット

アパートが全体的に古い

国道沿いは車の騒音が気になるかも

駅は少し距離がある

車が通れないほど道が狭いところがある

 

6.奥の方にある横田(よこた)

◇メリット

家賃が安い

間取りがいいアパートがある

駐車場があまっている

スーパーは比較的近い

◇デメリット

過去に床上浸水の被害が出たことがある

学校からの帰り道に鹿と遭遇しやすい

学校や駅が遠く自転車や原付が必須

 

 

いくつか挙げましたがいかがでしょうか。

かなり主観が混ざっていますが、これを踏まえて私は栄町から小山東町に引っ越しました。

栄町の頃は自転車での生活で、駅の駐輪場が有料しかないことがネックでした。

また京都市内へバイトに向かう際、栄町は駅からの帰り道が暗くて怖かったことにも起因します。

 

引越しの理由は他にもありますが、駅に近く駐車場があることが条件でした。

自転車生活で1年過ごすと大変さを痛感して車を購入。

真夏の猛暑では家に着くまでにアイスクリームが溶けてしまうし、雪の積もった日は身動きが取れません。

凍結でスリップしたこともありました。

車生活になって以降ノンストレスで園部ライフを送っていましたね。

 

車やバイクがあれば亀岡が生活圏内に入ります。

バイトも選択肢が増えるので原付はあると便利でしょう。

 

なにを優先するかしっかり検討して、できるならば現地を確認しておきましょう。